今回は、「豆乳ココアクリーム(植物由来の原材料のみ使用)」を試作してみました!!
豆乳は、植物性タンパク質やイソフラボンなどの栄養素が魅力でブームを巻き起こしている飲み物であり、
健康志向の方にも好まれる飲料ですよね!
そんな豆乳とチョコレート素材の一つ、「ココア」を組み合わせて、
尚且つ植物由来の原料で作ることにこだわったお菓子を作りたいと思い、「豆乳ココアクリーム(植物由来原料のみ)」を試作してみました!
豆乳とは?
豆乳とは、大豆と水を使って豆腐を作るとき、にがりなどの凝固剤を加えて固める前の白い乳状の液体です!
大豆を最も効果的に摂取でき、大豆の栄養や機能をカンタンに取り入れられる健康的な飲料として、知られております。
昭和55年頃、最初の豆乳ブームでは、豆臭さや渋みがあったそうですが、
今や「豆臭さ」・「渋み」の軽減をはかる加工技術の向上や無菌包装技術が確立され、再びブームが起きています!
豆乳ココアクリームの原材料
・無調整豆乳:200ml
・米粉:大さじ3杯
・砂糖(上白糖):大さじ2杯
・ココアパウダー:大さじ3杯
・バニラエッセンス(お好みで!) 少々
豆乳ココアクリームの作り方
1.鍋に豆乳、米粉、砂糖、ココアパウダーを入れて泡立て器で混ぜて、しっかり溶かします。
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混合前(原料全て入れた)の様子
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混合後の様子
2.弱火にかけて焦げ付かないようにゴムベラなどで混ぜながら加熱します。
3.とろみが付いたら、火を止めて粗熱をとります。
4.粗熱がとれたらバニラエッセンスを加えて混ぜて完成です!!
↓↓動画でも紹介しております!↓↓
豆乳ココアクリームの試作感想
ココアと豆乳の豆っぽさの風味がマッチしたクリームになっており、
米粉のモチモチ感もあって、とてもおいしくできました!
しかし、米粉のダマが発生していたので、見た目は改善が必要だと思いました。
次回は、以下を意識して見た目改善に臨みます!!
・弱火にかけてゴムベラで混ぜるときは、クリームの一部だけ高熱にならないように、
全体が同じ温度となるような混ぜ方を行う。
・クリーム感を失わない程度に米粉の量を減らして、ダマの発生を抑える。
豆乳の歴史
豆乳を使って作られた食品として豆腐がありますが、豆腐は2200年前に中国で発明されたそうです。
日本へは奈良時代に唐から豆腐の製造法が伝えられたといわれています。
鎌倉時代の古文書「庭訓往来」の中に豆腐の汁という意味の「豆腐羹(とうふこう)」という文字があったそうです。
「豆乳」という言葉は、昭和57年に日本で豆乳ブームが生まれたときに、人々に認知されるようになったそうです!
宇宙での食糧難の救世主になるか!?
もし、宇宙にみなさんが気軽に行けるようになるとき、
例えば火星での生活では、地球から持っていける資源には限りがあるので、
火星で栽培できる食の必要性が高まると同時に植物原料由来の食品が増えると思います。
今回、植物由来の原材料のみでお菓子を作ろうと思ったのは、そのためです!
良質なタンパク質は、動物のお肉だけでなく、植物である「大豆」からも摂取できます。
「大豆」から絞った「豆乳」を用いて、チョコレートと合わせ、
「お菓子」という私たちの心を地上でも躍らせる存在からからタンパク質を火星で楽しく補給できれば…!
自由な宇宙生活を実現できるのではないかと思い、「豆乳ココアクリーム(植物由来の原材料のみ使用)」試作してみました。
今後も宇宙生活の未来を創るお菓子の試作にチャレンジしていきます!!
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