おなかが喜ぶ、スマートに健康を考えたチョコレート!
その名も!株式会社 明治の「糖をミカタに オリゴスマート100」です!!
「おなかが喜ぶ」とはどんな機能なのか、「オリゴ」とは何なのか?
調べて!食べて!楽しんで!紹介していきますね!!!
糖のミカタに!「オリゴスマート100」とは?
使用する砂糖を全て「フラクトオリゴ糖」に置き換えた、ミルクチョコレートです!
フラクトオリゴ糖は、砂糖の半分のカロリーでありながら、砂糖に近い味わいのおいしいオリゴ糖で、
なんと!ごぼう、玉ねぎ、トマト、バナナ、桃、スイカなどにも含まれているそうです。
「オリゴスマート」は、糖質の吸収がおだやかであり、
チョコレート好きだけどガマンしている人であっても楽しめる商品となっているそうです!
また、「ロカボ」と呼ばれる「適正な糖質摂取を心がけることで血糖上昇を抑えることができる」効果もあるそうです!
早速、おいしくいただきました!
「フラクトオリゴ糖ライブラリー」というフラクトオリゴ糖の豆知識が袋パッケージの一つひとつに書かれております!!
フラクトオリゴ糖について食べながら知識が得られるのは良いなと思いました。
中身を開封すると、ほわわ~んとチョコ特有の良い香りがします!
食べてみると、最初にビターチョコのように絶妙な苦味を感じますが、
チョコレートの口どけが滑らかなので、2~3秒後にミルクの風味を後味として徐々に感じてきます!!
とてもおいしいです!!
私のおなかも喜んでいます!!
フラクトオリゴ糖の健康効果とは?
フラクトオリゴ糖は「難消化性のオリゴ糖」の一つであり、
4つの健康効果があるそうで、それぞれを紹介していきます!
1.食後の血糖値の上昇に影響しない
ごはんなどの「糖質の多い食事」をすると、「食後高血糖:糖分がブドウ糖として血液中に取り込まれてブドウ糖が増える状態」になります。
血液中のブドウ糖が増えると、インスリンが分泌されて、血糖値をさげてくれますが、
過剰なインスリンの分泌がいつまでも続いてしまうと、次第にインスリンがうまく分泌されなくなってしまいます。
そのような状態を避けるためには、一度にたくさんの糖質を取りすぎないことで、食後の血糖値の上昇を低く抑えることが重要です。
しかし、フラクトオリゴ糖は、「難消化性:胃や小腸で分解されない性質」であり、
食べるとそのまま大腸まで届き、そこに棲むビフィズス菌や乳酸菌のエサになるので、
血糖値はほとんど上昇しないそうです!
2.腸内フローラのバランスが改善する
フラクトオリゴ糖は、もともと体内の大腸に存在するビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌のエサとなり、
善玉菌が増えることで、大腸内の善玉菌を優勢に保つことができます。
フラクトオリゴ糖は、1日1g 食べること腸内フローラが改善し、1日3gで整腸作用を得られることが分かっているそうです。
1日3gのフラクトオリゴ糖とは、トマト13個分orバナナ10本分or玉ねぎ6.5個分orごぼう5.5本分orニンニク12玉分だそうです…驚!
「オリゴスマート100」には、チョコレート1枚につき1000㎎のフラクトオリゴ糖が配合されているので、手軽に私たちの腸を喜ばせることができますね!!
腸内フローラとは、腸内に存在する約数十兆個の腸内細菌の集団のことです。
多種多様な最近の密集している様子が「花畑(flora)」のように見えることから「腸内フローラ」と呼ばれるようになったそうです。
腸内細菌は大きく3つに分類されます。・善玉菌(ビフィズス菌、乳酸菌など):悪玉菌の侵入や増殖を防いだり、腸の運動を促すことによってお腹の調子を整える体に良い働きをする。
・悪玉菌(ウェルシュ菌):脂質や動物性たんぱく質を好み、腸内で有害物質を作り出します。増えすぎると、便秘や下痢などおなかの調子が悪くなることもある。
・日和見菌:腸内の善玉菌・悪玉菌の、優勢な(多い)方に味方する。
悪玉菌より善玉菌が多い「腸内フローラ」を整え、維持する活動をしていきましょう!!
3.短鎖脂肪酸を生み出す
腸内の善玉菌にフラクトオリゴ糖を与えると「腸内発酵:フラクトオリゴ糖が分解される作用」が起きて、短鎖脂肪酸が生まれます!
短鎖脂肪酸は、カラダを健康にするサポートを3つも行ってくれます!
・カラダの働きを活発にするホルモンを分泌させて脂肪を燃やす
・腸の蠕動運動を促して便通を改善する
・腸内が酸性を維持しやすくなることで、悪玉菌の増殖を抑える
4.ミネラルを吸収しやすくする
フラクトオリゴ糖を食べると、善玉菌が増殖し、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルを吸収しやすいカラダにしてくれます!
ミネラルは腸内で吸収が難しいともいわれておりますが、
フラクトオリゴ糖で大腸内の善玉菌を増やすと、短鎖脂肪酸が生まれて腸内が酸性になり、ミネラルが吸収されやすくなるそうです!
日本人の多くはミネラル(カルシウム、マグネシウム)不足の状態といわれており、
ミネラルの不足は、将来的な健康リスクとなります。・カルシウム不足:骨粗しょう症
・マグネシウム不足:心疾患、貧血など
ミネラルは、乳・乳製品、肉、魚、野菜類、豆類、穀物に含まれておりますが、
野菜類、豆類、穀物にミネラルの吸収を阻害する成分が一緒に含まれていることがありますので、多く摂取するように心がけるとよいそうです。
さらに、フラクトオリゴ糖は、
砂糖に近い甘味ということが特長なので、甘いもの好きな人で健康面を気にする方におすすめとなっております!!
オリゴ糖の発見
1899年、母乳栄養児が人口栄養児よりも下痢などの病気にかかりにくく、かかっても軽症で速やかに治癒することが知られていました。
パスツール研究所のティシエにより、健康な母乳栄養児の便からビフィズス菌を分離したことがきっかけで、
腸内細菌の研究が進み、母乳中のビフィズス菌増殖因子と呼んでいたものが「オリゴ糖」であったそうです。
そこから、数々の研究を経てフラクトオリゴ糖のような様々なオリゴ糖が発見されています。
フラクトオリゴ糖の研究は(株)明治によって研究開発がスタートし、
1983年、世界で初めてフラクトオリゴ糖を使った商品が発売されます。
1984年、フラクトオリゴ糖の食品原料「メイオリゴ」としてバルク供給がスタートします。
1993年、「メイオリゴ」が日本初のトクホになり、「お腹の調子を整える」機能の表示が許可されます。
こうした長い研究があって、現在ではフラクトオリゴ糖を、チョコレートに配合した「オリゴスマート」が発売されています。
フラクトオリゴ糖の恩恵をチョコレートを通じて得られることに、とても感謝です!!
フラクトオリゴ糖を使った宇宙研究
JAXAで実施中の「宇宙環境における健康管理に向けた免疫・腸内環境の統合評価 Multi – Omics.(マルチ-オミクス)」に関する研究において、エビデンスが豊富なフラクトオリゴ糖が使われています。
この研究は、フラクトオリゴ糖を28日間摂取して、宇宙空間での免疫機能変動が抑制される効果があるかを見る研究で、
なんと!2016年9月にISSに滞在した大西宇宙飛行士が参加していたそうです!
フラクトオリゴ糖が入った袋一つひとつに、気の利いたジョークが一言ずつ記載されてあったとか笑
毎週新しい袋を取り出すのが楽しみにする工夫は、何もない宇宙で心を満たす方法の一つだと感心しました!!
まとめ
フラクトオリゴ糖は、宇宙開発にも役に立てられるというとても期待のできる食品であることにとても感動しました!!
それが大好きなチョコレートを通じて食べられることに、手を合わせるしかないですね!!
まだまだ、健康素材×チョコレートがあったので、どんどん紹介してみなさんが健康になっていただくお手伝いをしたいです!
(あと、私の夢である宇宙食チョコレートの開発もひそかに応援してもらいつつ…)
コメント