乳酸菌×チョコレート!その効果と歴史について~腸・腸・腸イイ感じ~

新しいチョコレート研究開発

今回は、「生きて腸まで届ける」のキャッチフレーズでお馴染みの「乳酸菌ショコラ」をご紹介します!

健康成分である乳酸菌は、みなさんが大好きなチョコレートと一緒に食べられる幸せな商品です!

実際にどのようにカラダに良いのかなど、調べ!食べながら笑!商品の魅力を伝えていきます!
乳酸菌の歴史も興味深かったので、ぜひお楽しみください!!

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乳酸菌ショコラとは?

「乳酸菌ショコラ」は、近年急速に高まる消費者の健康意識の中、株式会社ロッテが「乳酸菌」に着目し、腸内細菌研究の知見が深いNoster株式会社との共同開発した健康系チョコレートです。

実は、「生きたままの乳酸菌をチョコで包んで、腸まで届ける」というアイデアは前例がなかったらしいです。

ロッテさん独自の「チョコブロック製法」という「細かく均一に揃ったチョコ粒子で乳酸菌を包むことで、チョコの中で乳酸菌が安定して生存できるという技術」と、

Nosterさんが選択した「乳酸菌ブレビスT001株」という動物由来と比べて酸に強いNoster独自の植物由来の乳酸菌をチョコレートの中に入れることで、

胃酸にも負けずに生きて腸まで届けられる発明ができました。その発明が「乳酸菌ショコラ」の実現を可能にしたそうです。

★Noster株式会社とは
Noster(ノステル)株式会社は、「腸内菌叢と生命をつなぐ」をビジョンとして2020年5月15日に微生物創薬実現のために誕生した、京都にある会社です。腸内細菌の研究により、生まれた高品質な食品向け原料としての乳酸菌の菌株を企業向けに供給するなどで、腸内菌叢と生命をつなぎ、世界中の人びとの健康と科学の発展に貢献している企業です!研究に情熱を注ぐ…猛烈なアツさを感じます!!
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実食コーナー!

今回は乳酸菌ショコラの「ミルクチョコレート」を食べてみました!

 

パッケージは個包装されており、乳酸菌ショコラのアピールポイントが書かれているので、商品の興味がさらに惹かれます!

食べるとくちどけが滑らかであり、ミルクっぽさが程よい感じで心がほんわかする味だと感じます。

食べる前に乳酸菌が入っていると聞いて、酸っぱいのかなとイメージしましたが、全然そんなことはなく、おいしいミルクチョコレートとして楽しめます!!

★乳酸菌ショコラの目安1日4~5枚
ロッテさんは、農林水産省「食事バランスガイド」における間食目安カロリー(1日200kcal以内)の約半分の100kcal前後をお勧め枚数として設定しています。
1日の栄養バランスを考えて、好きな時に好きな場所でお召し上がりくださいとのことです!


(みなさんの驚き)

「チョコブロック製法」!すごい技術ですね!!
でも、「乳酸菌」ってどんな風にカラダに良いのかな?

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乳酸菌のはたらき

乳酸菌は「善玉菌」の一つであり、腸内で大腸菌などの悪玉菌の増殖や定着を防いで腸内環境を整えてくれます。

腸内細菌のバランスを保つことで、便秘の改善やコレステロール値の低下、免疫力を高めるなどのはたらきがあるといわれております。

また、生きている乳酸菌「生菌(プロバイオティクス)」と、死滅した乳酸菌「死菌(バイオジェニックス)」があります。

「生菌」は腸内で活動するために、ブドウ糖や乳糖などを分解して乳酸をつくって増殖していきます。

生菌の活動により腸内が酸性になると、悪玉菌が減少して腸内環境が整えられます。さらに免疫力を高めてくれるという報告もあるそうです。

しかし、体内の胃酸で死んでしまう生菌が多く、生きた状態で腸に届けることが難しいとされています。

 

ロッテさんとNosterさんの成し遂げたことはすごいですね…!

一方、「死菌」にも腸に良い働きがあることが分かっています。
すでに死んでいる菌であるので、体内の胃酸で分解されることはなく、腸に安定して届けることができます

「死菌」は、腸の状態に関係なく善玉菌のエサとなり、常在する善玉菌を元気にすることができます。

菌によっては、生きている時よりも効果が高くなる種類もいます。

★乳酸菌は食品の発酵にも役立つ
乳酸菌は、糖類を分解して乳酸を主に生成する細菌の総称でもあります。
私たちヒトの腸内にも存在していることが知られておりますが、実は自然界のあらゆる場所に存在しています。乳酸菌が生成する乳酸により、pHを下げることで食中毒最近などの増殖を抑えるはたらきがあります。例えば、牛乳に乳酸菌を加えて乳酸発酵させてヨーグルトにさせることで、保存性が高まります。

オリゴ糖・食物繊維も「乳酸菌ショコラ」に含まれている

「乳酸菌ショコラ」には「オリゴ糖」と「食物繊維」もチョコレートの中に含まれております。

オリゴ糖とは、2~10個程度の単糖がつながった糖質の一種です。
乳酸菌ショコラにはガラクトオリゴ糖という消化されずに大腸まで届く難消化性のものが含まれております。

食物繊維とは、人の消化酵素で消化されない食物中の難消化性成分の総体と定義されている成分です。

両方とも腸内善玉菌のエサとなります。
善玉菌である乳酸菌と一緒に摂取することにより、さらに善玉菌を増やすはたらきがあることから、腸内環境を整える効果があることが知られています。

「乳酸菌ショコラ」に乳酸菌のほかにオリゴ糖と食物繊維が一緒に入っているのは、そのためなのでしょう!

乳酸菌は150年以上の歴史があった!

世の中には、ビフィズス菌などの無数の乳酸菌が存在し、300種類以上が見つかっているそうです!

1857年、フランスの科学者ルイ・パスツールによって乳酸菌が発見されました。

1900年に入り、ロシアの微生物学者イリヤ・メチニコフが「乳酸菌に健康効果がある」ことを明らかにしたそうです。

20世紀後半には、イギリスの微生物学者ロイ・フーラーが「プロバイオティクス(生きて腸に届き、腸内で増え、腸に長くとどまる乳酸菌)が大事」と提唱。

近年では、生きた菌でなくても、加熱殺菌した乳酸菌でも健康効果があることが発表されています。

今後も新たな乳酸菌やその効果が発見されそうでワクワクしますね!!

チョコで腸内環境を整えたい!

私は、おなかが弱く、よくピーピーになることが多いので、整腸剤など服すことがあるのですが、

私の大好きなチョコレートで、おなかの調子を整えることができるのはとても嬉しいことだと思いました!!





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