宇宙でもうなぎの蒲焼きが楽しめる!? | 土用の丑の日はスペースうなぎに決まり!

宇宙食調査

暑い夏、「暑過ぎて元気が出ない」とき、活力を取り戻す食といえば、うなぎですよね!

宇宙に行っても疲れが吹っ飛ばせるうなぎの蒲焼き、「スペースうなぎ」を今回ご紹介いたします!

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スペースうなぎとは?

スペースうなぎとは、その名の通り、JAXAに宇宙日本食認証された「うなぎの蒲焼き」です!

うなぎの蒲焼きを長期保存・常温保存できるようにして、

2023年6月にうなぎの宇宙食として日本で初めて認証、ISS長期滞在ミッションにおいてISSに搭載されました。

スペースうなぎは、長野県岡谷市にある老舗うなぎ料理店「やなのうなぎ 観光荘」さんが宇宙でも美味しいうなぎを食べてもらいたいと開発を決意。

原料のうなぎにはあっさりとした脂が特徴「シルクうなぎ」という観光荘さんのオリジナル国産ブランドうなぎを使用し、上品な風合いだそうです!!
 

宇宙に行ったら、日本の夏を想いながら土用の丑の日にうなぎの蒲焼きが食べられたら最高ですね!!

やなのうなぎ 観光荘
創業昭和29年、うなぎのまち長野県岡谷市で71年という長い歴史のある老舗の鰻屋さんです。
「蒸さずにじっくり炭火焼き」
職人さんが選び抜いたうなぎを関東風の背開き(うなぎの背中から捌く)にして、半世紀を越えて継ぎ足された秘伝のタレに潜らせて蒸さずにじっくりと炭火で焼き上げる、歴史と旨みが凝縮した味が楽しめるそうです!
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スペースうなぎを実食!

では早速いただきます!!

スペースうなぎは、地上ではそのまま(常温)・湯煎調理(ボイル)・フライパン調理と食べ方が様々あるそうです。
 

今回は、宇宙空間を食べることを想定して「そのまま(常温)」でいただきました!

見てください!めちゃめちゃうなぎ汁がキラキラしています!

焦げがあるうなぎの表面からふわ〜っと炭の香りがします!

厚みもあり、見た目だけで十分満足感が得られます!

食べると、ホロホロとほぐれたうなぎの身からジュわ〜っとうなぎ汁が広がります!
厚みもあるので、しっかりと噛む楽しさも感じさせてくれます。
飲み込んだ後も、蒲焼き独特の炭の香りが喉の奥から鼻に抜けていき、最後までうなぎを感じることができます。

明日からもお仕事や勉強が頑張れそうです!

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うなぎの蒲焼き歴史(土用の丑の日とは?)

⚫︎土用とは?
土用の丑の日といえば、みなさん夏の季節を思い浮かべます。
でも、「土用」とは何か?「土用」は4回、季節の変わり目にある雑節の一つです。
雑節とは節分や八十八夜などと同様に季節の変化を細かく示す目印として作られたものです
現在の雑節は、春の土用は4月17日頃夏の土用は7月19日頃秋の土用は10月20日頃冬の土用は1月17日頃です。土用の明けは立春、立夏、立秋、立冬の前の日で約18日間ずつあります。

⚫︎丑の日とは?
丑の日とは日にちを干支で割り当てたとき、約18日間ある土用期間中に丑にあたる日です。
年によって、丑の日が2回くることがあり、それぞれ「一の丑」・「二の丑」と呼びます。

⚫︎なぜ鰻を食べるようになった?
諸説ありますが、江戸時代に活躍した学者、平賀源内の発案だという説が有力だそうです。
平賀源内が夏に売れずに困っていた鰻屋に「本日、土用丑の日」という張り紙をして宣伝することを勧めたところ、その鰻屋は大繁盛!
やがて多くの鰻屋が真似をするようになり、「夏の土用の丑の日」にうなぎを食べる習慣が根付いたとされています。
また、丑の日には「う」のつくものを食べると縁起が良いとされ、無病息災を願う習慣もあったそうです。

宇宙でも旬を感じたい

ISSの環境は温度や湿度などは一定に保たれています。

宇宙で季節を感じるにはどうしたら良いか。

セミや風鈴の音、突き刺さるような太陽の光の眩しさ、打ち上がった花火の煙の匂いなどの夏を感じたいけど、ISSのような密閉された宇宙空間では割れやすいものは使えないし、太陽光は強すぎるし、火は使えません…
 

しかし、旬な食材が使われた宇宙食であれば、一口で各々が感じてきた季節を思い出すことができそうです。

いつか宇宙に行けた時に、そんな宇宙食がたくさんあれば、
その思い出を蘇らせて心もいっぱいにできるのではないかと思います!

その時までに、たくさん旬の食材を食べておこうと思います笑
 

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