日本のソウルフードを宇宙へ!宇宙と地球をむすぶ  宇宙おにぎり!

宇宙食調査

日本人の心を表す伝統的な食べものと言っても過言ではない!!!

「おにぎり」!!

それが宇宙でも食べられるんです!

目をつむって宇宙と日本を感じられるなんて、泣けてきますね。

今回は、その宇宙おにぎり 鮭を紹介します。

スポンサーリンク

「宇宙おにぎり」とは?

尾西食品株式会社が開発した「アルファ米」を使ったおにぎりです!

宇宙滞在における味覚の変化を考慮し、最もごはんの食味、食感が高い「低アミロース米」という粘りが強く、冷めてもあまり食味が低下しないお米を使用しているとのこと!

ISSで供給可能なお湯で、おいしく復元できることが特徴です。

具材のバランスにも注力しており、ごはんと鮭双方の味が引き立つような比率で構成されたおにぎりとなっております。

★尾西食品株式会社とは?
1944年にアルファ米を開発した防災食品のパイオニア!現在では防災食品分野でのシェアNo.1の評価となっているとのことです。「災害時こそ、誰もが安心して、おいしく食べられるものを」を信念に、賞味期限5年のレトルト食品などの長期保存食品だけでなく、アレルギー対応商品やハラール認証取得商品を揃えており、
体質・宗教などの食の多様化に対応している素晴らしい企業です!2005年からJAXAの宇宙日本食プロジェクトに参画しています。
スポンサーリンク

実食コーナー!

簡単準備
最初は硬いお米がパラパラしておりますが、

お湯を注入して15分間待つだけでおにぎりが顔を出します!!

ちょ~簡単ですね!!ん~宇宙的☆彡

実食!
とても瑞々しいお米で、固すぎず柔らかすぎず、歯ごたえのある食感のおにぎりです!

おにぎりの中に点在している鮭フレークのほど良い塩っぱさが、味のアクセントとなっているため、

とても美味です!!

↓↓↓↓動画で宇宙おにぎりの様子がわかりますよ↓↓↓↓

スポンサーリンク

アルファ米とは?


「アルファ米」
とは、炊き立てのごはんのおいしさをそのままに、急速乾燥したものです。

生米に含まれるデンプンは、人間には消化しにくい「ベータ化」と呼ばれる状態ですが、

これを加熱調理して消化しやすくした、つまり炊いた軟らかいお米を「アルファ化」状態と呼んでいます。

アルファ化状態のお米をそのままゆっくり冷ますと、「ベータ化」状態に戻ってしまい、再び「アルファ化」にするのに加熱調理が必要になりますが、

急速且つ水分をコントロールしながら乾燥させると「アルファ化」状態を保持できるらしいです。

「アルファ化」状態のお米の最大の特徴は、水やお湯を加えると、まるで炊き立てのような食感と美味しさのごはんがよみがえるところです!!

★「アルファ米」はフリーズドライとは違う!?
フリーズドライは、冷凍のまま完全に乾燥させたものです。お湯や水を入れるとよみがえるところは似ていますが、
フリーズドライは、水分を取り除く工程で、素材の構造が崩れると言われております。

しかし、アルファ米は、素材の構造を崩すことなく、乾燥させることで、水分でよみがえらせようとしたとき、ごはんのもっちりした食感と噛み応えがたのしめるような商品となっています!

おにぎりの歴史

・弥生時代から食べていたと思われる。
1987年に弥生時代の遺跡、杉野チャノバタケ遺跡から「日本最古のおにぎり:もち米を蒸して固めて焼かれたおにぎり状のチマキ炭化米塊」が発見されている。

・奈良時代初期、風土記のひとつである「常陸国風土記」に「握飯(にぎりいい)」の記述が残る。

・平安時代、貴族が宴の際、蒸したもち米を握り固めた「頓食(とんじき)」と呼ばれるものを従者に振舞い、また防人など兵士が携帯したとされる。

・鎌倉時代、承久の乱で鎌倉幕府側の武士に兵糧として梅干し入りのおにぎりが配られ、
これをきっかけに梅干しが全国に広まったとされる。
1300年頃には、うるち米が用いられるようになった。

・戦国時代、おにぎりが兵糧として特に重宝され、普及する。

・江戸時代、おにぎりが弁当として重宝されるようになる。
旅人が携行食として、農民が農作業の合間に食した。

★おにぎりはなぜ三角形が多いのか?
いろいろ説がありますが、「山の形のまねた」というものがよく知られているそうです。
昔は、山には神様がすんでいると考えていて、これがいつしか「山は神様」となり、

おにぎりも山の形=神様の形ににぎられたとされています。また、おにぎりのもう一つの呼び名に「おむすび」という言葉があります。

この呼び名は「むすぶ」という「強い関係を作る、親交をむすぶ」といった意味があるそうで、三角形ににぎられるのは、神様とつながるためだとされており、

それを食べることで、神様の力を身体に取り込んで、「今日も一日安全に過ごしたい」と、
三角形ににぎられたおにぎりを手に遠出したという説があります。

日本文化を宇宙へ

日本のソウルフードであるおにぎりは、おにぎりのファストフード店をあるぐらい海外では「ONIGIRI」として、親しまれており、

そんな世界にも浸透している「おにぎり」を宇宙に持っていける世の中はとても幸せだなと思います!

宇宙にいっしょに滞在する色んな国の人たちだけではなく、

地球に住む人たちのことを想いながら、「宇宙おにぎり」を食べると、

なんだか全てつながっているような感覚になって、とても気分が良いですね!

私も地球と宇宙を「むすぶ」ような宇宙食お菓子を開発したいと思いました。




コメント

タイトルとURLをコピーしました