宇宙へ飛び出した日本の水! ASTRONAUTS WATER|水道水と比較してみた!

宇宙食調査

「水」は生命維持に不可欠であり、宇宙では大変貴重な物質です!

みなさんは、宇宙飛行士が飲む水が市販で売られていることをご存じでしたでしょうか?

それが「ASTRONAUTS WATER (アストロノーツウォーター)」です!!

水道水や市販の水(今回は私の好きな「いろはす」を選択しました!)と味はどうなのか…!?比較しレポートしていきますよ!!

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「ASTRONAUTS WATER」とは?

「ASTRONAUTS WATER」は、日本初地球から飛び出した宇宙飲料水です!

宇宙飛行士が飲む水として、厳しい安全基準をクリアし、2011年1月の「こうのとり2号機」で

初めて日本から国際宇宙ステーション(ISS)に届けられました。

その後、こうのとり4,5,6号機にも水が搭載され、ISSに届けられており、

宇宙飛行士の「宇宙生活」を支えています。

★「こうのとり」とは?
「こうのとり」(H-II Transfer Vehicle: HTV)は、ISSに補給物資を運ぶための輸送手段として、
日本が開発した無人の物資補給機です。

一度に複数の大型実験装置やISSバッテリの搭載ができるなど「こうのとり」のみが備える機能でISS運用の根幹を支えてきました。

また、日本が独自に開発した
「キャプチャ・バーシング方式(ISSと速度を合わせて並走しながらISSとの距離が10mとなるところまで近づき、宇宙飛行士がロボットアームでキャプチャして接合させる方式)」が
ISSへの接近方式のスタンダードとして米国の民間輸送宇宙船に採用されました。

「こうのとり」の功績はNASAをはじめ各国から高く評価されており、
宇宙分野における日本のプレゼンス向上に大きく貢献している補給船です!

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水道水と市販水と飲み比べ!

水道水

無色透明で、馴染みのある安心する味ですね!ザ・普通の水!

市販水(いろはす:硬度27mg/L)

無色透明であり、ほんのり爽やかで甘い風味です!

水道水よりも、口に含んだ時の浸透感が無く、のど越しがスッとしていると感じました!


ASTRONAUTS WATER (アストロノーツウォーター)(硬度37mg/L)

下写真の真ん中にあるワイングラスに入った水がアストロノーツウォーターです。
水道水、市販水(いろはす)と同じく、無色透明です。

 

しかし、水道水や市販水で感じた「水らしい匂い」が全く無いことに驚きました!

また、塩味をほんの少し感じます。
宇宙水を飲んだ後に、水道水を飲むと、金属味を感じるので、不思議な気持ちになりました!

「普通の水」として十分に楽しめるおいしい水ですが、

他の水と比較した結果、面白い発見ができてとても新鮮な気持ちになりました!!

↓↓↓動画でも「水」の比較を紹介しております!↓↓↓

★水の「硬度」とは?
「硬度」とは、水に含まれるマグネシウムとカルシウムの合計含有量の指標です。「硬度」を表す方法は国によって異なり、日本やアメリカは、炭酸カルシウム量に換算したものを硬度としています。WHO(世界保健機関)の指標では、マグネシウムとカルシウムが多く含まれているものを「硬水(120mg/L以上)」、少ないものを「軟水(60mg/L未満)」と区別しています。

マグネシウムとカルシウムの含量は、雨水が大地に浸み込んだ後地下水や河川に流れ込む過程で水中に溶け出します

その際、浸み込んだ先の地質や河川の長さによって、水に含まれるマグネシウムとカルシウムの量が変化します。

日本の地形の多くは火山であり、急激に冷えて固まったマグマ(火成岩)は透水性が高く、
水が地層に留まる時間が短くなるため、マグネシウムとカルシウムの含量が少ない水「軟水」がほとんどです。

ヨーロッパや北米では、水が地層中を滞留する時間が長いためマグネシウムとカルシウムが多く溶け込んだ「硬水」が多いです。

硬度によって味に違いがあり、
「軟水」はまろやかで飲みやすく、
「硬水」はしっかりとした飲みごたえがあるのが特徴と言われています。

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宇宙水の源泉と宇宙用を可能にした企業

宇宙飛行士の渇きを潤す水の源泉は、ロケットの射場でお馴染みの種子島宇宙センターがある南種子町にあります。

南種子町の水は、水質が良好でおいしい水のためミネラルウォーター(硬度約37㎎/L)にも適しており、
株式会社ユニケミーが開発した装置宇宙水として精製・調合される。

その装置は、南種子町の水を純水に精製した後殺菌作用のあるヨウ素を調合した水
NASAが開発した水パックに充填するという重要や役割を担う機械です。
 

★株式会社ユニケミーとは?
株式会社ユニケミーは理化学技術に関連する検査・分析を主体とした研究開発支援会社として設立された検査・分析の企業です。理化学技術を用いて、環境分野から研究開発・品質管理、航空・宇宙産業などの製造業を幅広く支援している。殺菌作用のあるヨウ素を調合した水を
NASAが開発した水パックに充填するという重要や役割を担う機械を設計・開発した
日本初・日本唯一の「こうのとり」で輸送される飲料水の検査機関
でもあります!

NASAの規定する水質検査はとても厳しいので、宇宙を前提とする水質分析の手順を始め
全ての管理が通常の検査分析を超えている。

ISS内での宇宙飛行士の水の飲み方

国際宇宙ステーション(ISS)内で宇宙飛行士が飲む水は、ストローのついた密閉容器に入れてあり、ストローをくわえて容器を押して水を飲みます。

地上ならカップに入れて飲みますが、宇宙船内では重力の影響がないため、水はとどまっていることができずカップの壁をぬらしながらコップの外に出てくるらしいです。

また、水は空中に出ると、すぐ水球になるので、

細い管から静かに出せば、比較的大きい水球となって空中に浮かんでいますが、

勢いよく噴き出すと、たくさんの小さい水球となって空中に飛び散ります。

そうすると船内の装置に水が入り込み故障の原因になるため宇宙船内では水は容器に閉じ込めています

飲むとき以外に水を出すときも、ストローを使います。

ジュースやコーヒーも、粉末が容器に入れてあり、水や湯を加えて飲みます。

★コップ1杯の水を宇宙に運ぶといくら?
宇宙空間の飲料水は、コップ1杯が約30~40万円もするそうです驚!!人間が生活するために必要な酸素や水、食料などは地球からすべて輸送されているため、
宇宙生活に必要な物資すべてに莫大な輸送コストがかかっています。その貴重さは地球上の比ではなく、特に洗髪、シャワー、洗濯などは不可となっているそうです…!
宇宙での生活はワクワクしそうですが、過酷な生活環境ですね!!!

「地球」の水の量

宇宙から見た地球は「水の惑星」とも呼ばれています。

地球の表面の70%(約14億立方㎞)は水で覆われていますが、

ほとんど海水97%程度(約13.5億立方㎞)であり、

淡水は2.5%程度(約0.4億立方km)に過ぎないと言われています。

この淡水は南極や北極地域などの氷として存在しているのが1.7%程度(約0.2億立方㎞)

地下水は0.8%程度(約0.1億立方㎞)

河川や湖沼などの人が利用しやすい状態で存在する水は0.01%(約10万立方㎞)しかないそうです。

水は私たちが生きていく上で欠かせないものですが、

実際に使うことのできる水が意外と少ないことを知ると、大事に使おうと改めて思いますよね!

宇宙での暮らし

宇宙で暮らすことは、「自ら作った小さな地球」で暮らすことであると考えます。

地球規模で考えると、「水はまだたくさんある」と思ってしまいますが、

地球の大きさを「一人暮らしのために借りた部屋」に置き換えて
「2リットルの水しか使ってはいけない」という風に考えると、「使える水はかなり少なく、大事に使おう」と思いますよね!(汗)

宇宙での暮らしもそのように考えると、「誰でもが宇宙で暮らせる世の中」を創り上げようとするときに様々な知恵が出てくると思いますので、

地球での持続可能な生活をさらに進化させることにも繋がると考えます。

私は、宇宙食メーカーを作りたいと考えておりますが、おいしいものを作るためには

やはり「水」が必要です。

ISSでは、人間の尿を特別なシステムでろ過して「飲み水」にしていることは知られていると思いますが、

宇宙だけでなく、地球でも「飲食などで水が人を介しても循環できる仕組み」が浸透させることができれば、

そのおかげで若返った地球に「遠慮せずにもっと遠くへ行ってらっしゃい」とさらに人類の好奇心を励ましてくれるような気がして、

宇宙に求める可能性と夢に向かって自信を持って目指すことができるのではないかと思います。



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