世界も救う!SPACE BREAD~宇宙へ行ったパンの缶詰物語!~

宇宙食調査

SPACE BREAD!!

宇宙でも食べられるパン!!

世界中で愛される食べ物であるパンが宇宙で食べられる幸せの時代がやってきました!

どんなパンなのか、早速紹介していきますよ!

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SPACE BREAD 宇宙パンとは?


(株)パン・アキモトが開発し、2009年に若田宇宙飛行士が乗ったスペースシャトル「ディスカバリー号」で宇宙へ打ち上げられた、「パンの缶詰」です!

 

NASAに正式に「宇宙食」として採用されたパンであり、今や「パンの缶詰」は世界でも優秀な防災食としても評価されています。

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実食コーナー!

善は急げ!!!ということで、早速実食コーナーですよ!

缶から開けたときに、とても爽やかなミルクの香りがふわっと鼻の中を駆け巡りました!

缶から飛び出したパンの姿はボリューム感があり、キツネ色がとても輝いて見えます!

 

食べると、瑞々しいしっとりさと、軟らかくも弾力がある食べ応えを感じました!

爽やかなミルク風味とパン独特のお焦げの味がマッチしていて食べやすく、と~っても美味です!!

↓↓↓【動画】宇宙パンを食べてみた!パンパパン!↓↓↓

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開発ストーリー

この「パンの缶詰」ですが、開発のきっかけは、1995年の阪神淡路大震災だったそうです。

パン・アキモトさんは、救援物資として、焼き立てのパンを被災者へ届ける途中に

地震による混乱のため一部のパンが消費期限切れとなり、処分されてしまったという苦い経験を味わい、

その出来事を教訓に、「焼き立てパンのように柔らかくて、おいしく、且つ乾パンのように保存性のある製品」の開発に着手したそうです!

多くの試行錯誤の末、下記の通り、編み出した新製法で「賞味期限3年の長期間保存がきくパンの缶詰」が完成したそうです!!

・パン生地のデンプンの劣化を減らすような材料の配合の工夫
・無菌室で脱酸素剤を入れて缶のフタを閉じることにより、酸化によるパンの劣化を防ぐこと
・耐熱性の紙にくるんでパンを焼くことで、パンが乾いてパサパサしないようにしたこと

普通のパンだと消費期限が数日なので、3年も長持ちするのはビックリです!!

★若田宇宙飛行士の協力
「パンの缶詰」をNASAに採用してもらう過程で、
NASAに「日本人飛行士が持参したいとなれば、スペースシャトルに搭載の可能性がある」と言われ、若田宇宙飛行士に試食してもらっていたそうです。 なんと(株)パン・アキモトの創業者の方と若田宇宙飛行士は、JAL(日本航空)で勤務していたという共通の経歴を持っており、
その縁もあって、若田さんにパンの缶詰を気に入ってもらい、試食の協力を得ていたそうですよ!驚

自分の子どもが飛び立った気持ち

(株)パン・アキモトの創業者の方は、スペースシャトルの打ち上げ後のインタビューで、

「自分の子どもがシャトルに乗っているような気持ち」

「前例がないことだから、チャレンジする意欲が湧くんです」と語ったそうです。

新しいことへの挑戦の成功の原動力は、「情熱」なのだ!と、心に響きました。

私の夢である宇宙食用のチョコレートの開発は、私の手で作りたい!!!!




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