ファイト-ッ!!いっぱぁ~つ!!!
で、お馴染みの「リポビタン」がなんと宇宙日本食になっていたって知ってましたか!?
その名も「リポビタンJELLY FOR SPACE」です!!
宇宙開発を進める宇宙飛行士をどのようにサポートしているのか!?みなさん、要チェックや!
リポビタンJELLY FOR SPACEとは?
リポビタンJELLY FOR SPACEは、大正製薬株式会社が約3年かけて開発した、
宇宙で手軽に180kcalのエネルギーが摂取でき、
無重力空間で便利なパウチタイプのゼリー飲料です。
2021年12月22日に宇宙日本食として認証取得し、
2022年10月6日、リポビタンJELLY FOR SPACEは、ISS長期滞在品に選ばれ、
若田宇宙飛行士を乗せたロケットで宇宙に打ち上げられました。
宇宙日本食は、JAXAがISSに滞在する宇宙飛行士に供給し、
宇宙飛行士の軌道上パフォーマンスの維持・向上に資することなどを目的として開発された宇宙食です。
日本の宇宙飛行士だけでなく、
要望に応じ国際パートナーの宇宙飛行士にも供給した実績があるそうです。
早速、エネルギーチャージ!!
ゼリーの食感とのど越しが最高です!!
リポビタンのようなエナジーな黄色とエナジー味もたまらん!
飲んだ瞬間に、元気になる商品ですね!!
宇宙日本食認証への道!
リポビタンDと言えば、あの「茶色のビン」だと思いますが、
実は、ビンは「割れてしまう危険性」・「空きビンの処理問題」・「重さの問題」など多くの課題があることが分かり、
「茶色のビンに入ったリポビタンD」は、宇宙日本食の基準に適していなかったそうです。
しかし、大正製薬さんは「宇宙飛行士の支えになりたい!」という想いを胸に、
「宇宙飛行士が宇宙に長期滞在したときの精神的なストレスを和らげて、
仕事の効率を維持向上することを目的としているのが宇宙日本食である!」と視野を広げて考え直したそうです。
当時の大正製薬さんの開発品の中に「おにぎり一個分のカロリーを摂取でき、
形状はパウチタイプのゼリー飲料」の「リポビタンJELLY」という商品があったことを思い出し、
すぐにJAXAにコンセプトを伝えたところ、
「キャップ付きは良い」・「エネルギーチャージができるのは嬉しい」といったポジティブな声をくれたそうです!
その後、「リポビタンJELLY」をJAXAの宇宙日本食適正評価(色・におい・風味・食感などの項目)で適正となり、
6か月にわたる審査過程で指摘された項目を一つずつクリアし、ようやく「宇宙日本食認証」を取得しました!
指定医薬部外品の区分にある「リポビタンD」は薬です!なので、薬機法(医薬品、医薬機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)のもと、
身体への有効性や安全性、薬の原料から製造方法、ラベルに表示する内容まで、
細かく定めた規定に則って承認を経て販売しているそうです。
リポビタンDをいつ、どこで服用しても、ビタミンなどの成分が紫外線などで、
変質して、ほんの僅かでも成分量が減らないように、安全性を保つため、
容器は茶ビンと決められているそうです。
リポビタンJELLYの成分設計
ビタミンB群配合
三大栄養素(糖質・脂質・タンパク質)をエネルギーに変換するのをサポートしてくれる
ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6が配合されています。
おにぎり1個分のエネルギー
リポビタンJELLY FOR 1袋で180kcalのエネルギー(おにぎり1個)がチャージできます!
他にも、クエン酸、アルギニンと疲れに効く成分も配合されています。
ロイヤルゼリーであることが、咀嚼が簡単で誰でも気兼ねなく、手軽に食べられるのが良いですよね!
カフェイン配合
カフェインが配合されているので、朝などのまだ眠気がある時間や仕事で疲労を感じたときなど、シャキッとしたいときに便利です!
ビタミンB群は、水溶性ビタミンであり、8種類あります。
・ビタミンB1
炭水化物からのエネルギー産生と皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
・ビタミンB2
脂質からのエネルギー産生と皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
・ビタミンB6
タンパク質からのエネルギーの産生と皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
・ビタミンB12
赤血球の形成を助けて貧血を防いだり、神経細胞の修復を助けて手足のしびれや肩こりを和らげる栄養素です。
・葉酸
ビタミンB12と協力して赤血球の形成を助けるだけでなく、胎児の正常な発育に寄与する栄養素です。
・ナイアシン
糖質、脂質、タンパク質からのエネルギー産生、アルコールの分解、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
・ビオチン
糖質、脂質、タンパク質からのエネルギー産生と皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
・パントテン酸
糖質、脂質、タンパク質からのエネルギー産生とストレスを和らげる副腎皮質ホルモンを助ける栄養素です。
宇宙開発を応援できる食開発
食品を、宇宙へ持っていけること自体、とてもすごいことであると思いますが、
持っていけるようにするためには、時に厳しい現実が待っていることを「リポビタンJELLY FOR SPACE」から学びました。
「なぜ宇宙に持っていきたいのか…」
「どのようなものが宇宙日本食としてふさわしいのか…」
私は、「いずれ訪れる宇宙旅行者の増加や、さらなる深宇宙への探査に役立てられるように、宇宙での食環境、特に宇宙で食べるお菓子はまだまだ発展途上だと思うので、進化させたい」
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