カカオの苗をネットで買って、家で育てられるかチャレンジしました!
Part1では、苗をお迎えしてから新芽復活までを観察した結果をお送りします!
カカオの種類はトリ二タリオ種です。
最高品質とされるクリオロ種と栽培しやすいとされるフォラステロ種を交配させて生まれた、カカオの主要品種の一つです。ハイブリッドなので病害虫に弱いクリオロ種の弱点を克服し、フォラステロ種のように比較的育てやすい種類らしいです!
カカオ苗をお出迎え
ー 1日目 ー
夏真っ盛りの7月22日細長い段ボールケースが届きました!
ケースを開けると、ジャーン🎉
意外と大きい!
カカオは直射日光と風を嫌うらしいので、まずは環境慣れのために、風が当たらない明るいところに置きました。うちはそれが玄関でした。

真ん中の薄く茶色の混じった緑の葉っぱは、新芽です!カカオの新芽の特徴は他の葉と違って下方向に垂れているところです。

カカオは湿気がある方が好きらしく、葉の表と裏に水で霧吹きしました。(葉水といいます)

このとき、家の中は気温30.1℃、湿度69%、苗の土から先っぽまで33cmでした。
長旅を経て届く苗は、人間でいう「時差ボケ」と「過労」の状態です。
届いた箱を開けるのは、暖かいリビングの中(できれば日中)で行いました。
その後、土が乾いていたら、「室温に戻した水(20~25℃)」をたっぷりあげました。
輸送中の真っ暗な箱から急に直射日光に当てると、葉が焼ける恐れがあったため、最初の3〜4日は、レースのカーテン越しよりも少し暗く、エアコンなどの風が当たらない場所を意識して、休ませてあげました。
ー 2日目 ー
翌朝、カカオに初の水やり!鉢底から水が出てくるくらい水をあげました。
カカオは土の中の通気性もよくないといけないらしいので、鉢底から出てきた水は即行で捨てました。

翌日から水は朝に1回、葉水は朝と夜の2回行うこととしました。
ー 5日目 ー
が〜ん!新芽が1枚落ちてしまっていました。しかし、他の新芽は大きくなっていたし、他の葉も青々としているので全体的には元気そう・・・でも1枚茶色くなっている葉っぱがある・・・

ー 8日目 ー
役目を終えたのか、茶色くなっていた葉っぱが落ちていました・・・

左写真:落ち葉の表側、右写真:落ち葉の裏側

カカオ苗を植え替え
ー 11日目 ー
8月1日になりました!カカオの苗をお迎えにしてから10日経過したので、6号の深鉢に植え替えをしました!
(気温27.2℃、湿度77%)
『植え替えについて」
①6号の深鉢をゲットします。

カカオは直根性(ちょっこんせい)といって、根を深く下に伸ばしたがる性質があります。
そのため一般的な「浅型」の鉢よりも、「深鉢(ハイポット)」や「懸崖(けんがい)鉢」と呼ばれる、高さのある鉢を選びました。
陶器鉢は適度に空気をを通すため、土中の余分な水分が抜けやすく、カカオの大敵である「根腐れ」や多湿による虫の発生を自然に防いでくれます。
②鉢底ネットを6号深鉢の底に入れて、鉢底の穴を塞ぎます。

③鉢底石を鉢底に入れます。

④完熟腐葉土とプロトリーフ室内向け観葉・多肉の土を2:8の割合で混ぜます。

左写真:完熟腐葉土、右写真:プロトリーフ室内向け観葉・多肉の土

ビニルを深鉢にかけて、その中に腐葉土とプロトリーフを入れました。


土を均一にするために袋を揉んだり降ったりして混ぜました。

プロトリーフの土(8割): 排水性が抜群で、根腐れを防ぎます。また、手が汚れにくく、リビングを清潔に保てます。
腐葉土(2割): カカオは本来ジャングルの落ち葉の中で育つ植物なので、腐葉土の「ふかふか感」と「微生物」が成長を助けます。これ以上増やすと、室内ではコバエのリスクが高まると考え、2割程度に抑えました。
腐葉土には枝やゴミが多く混じっていたり、虫の卵が紛れていることがあります。「完熟」かつ「加熱殺虫済み」と表記された腐葉土を選ぶと、リビングにコバエが舞う悲劇を防げます。

⑤マグァンプKをパラパラを2つまみ暗い入れて、ブレンド土に混ぜます。

植え替えてすぐは根が傷ついて回復中のため、即効性の液体肥料(ハイポネックス等)の液肥を与えるのは厳禁です。そのため、少しずつ長く使えるマグァンプKを入れました。
⑥カカオの苗が入っていたペラペラの鉢から苗を取り出します。このとき土を崩すと水を吸ってくれる細い根っこが取れてしまうので、そのままにしました。


⑦6号深鉢に3分の1くらいの高さまでブレンド土を入れて、その上にカカオの苗を乗せます。

⑧6号深鉢の口から2cm下までブレンド土を入れます。

⑨プロトリーフのみをブレンド土を覆うように6号深鉢の口近くの高さまで入れます。

鉢の表面1〜2cmだけを、腐葉土を混ぜていない「プロトリーフの土」だけで覆いました。これでコバエが産卵しにくくなり、見た目もさらに清潔になると考えたからです。
⑩鉢から水が出てくるまでたっぷり水を与えます。このとき、鉢の中の細かい土が出てくるので、何回か水を与えては出てきた水を捨てを3回繰り返して、植え替え完了です!

ポットの底の穴から水が勢いよく出てくるまであげました。土の中の古い空気や輸送中に溜まった不要なガスが押し出され、新鮮な酸素が根に行き渡るからです。
鉢底から出て受け皿に溜まった水は、そのままにしておくと根腐れの原因になるため、水やりが終わったら必ず捨てます。
また、冷たい水もNGであり、夏場でも水道から出たばかりのキンキンに冷えた水は熱帯の根にショックを与えてしまいます。少し汲み置いて室温(20〜25℃くらい)に馴染ませた水が理想と考えます。
最後に霧吹きで葉の表と裏に軽く水を吹きかけて(葉水)あげて、カカオの嫌いな乾燥を防ぎます。
植え替えによるストレスがカカオにかかっているので、本日はそのまま玄関で寝かせてあげました・・・
カカオは直射日光は苦手ですが、暗い場所では光合成できません。したがって「明るい日陰」を好みます。日中はしっかり光の入る明るい場所(窓から少し離したレースカーテン越しなど)で観察します。

カカオ苗の植え替え後
ー 12日目 ー
まだ表面のプロトリーフが黒っぽいので、水やりはお休み。葉水のみ与えました!
(気温27.5℃、湿度80%)
明るさが欲しいので、玄関の上に上げて、窓からの明かりを受け取れるようにしました。
玄関のライトが消えても程よく光が入るレベルです。

ー 13日目 ー
がが〜ん!新芽が全て落ちてしまった。
しかし、成長株が少し伸びているような気がする。心配なのでAIに相談したところ、新芽を落として、植え替えによるストレスを軽減しているという・・・新芽を犠牲にするとは驚きです!
(気温27.3℃、湿度70%)

ー 17日目 ー
なんか伸びてる!ような気がする・・・もっと明るさが欲しいかなと思い、2階のリビングの明るい場所へ移動させました。
(気温26.7℃、湿度80%)

ー 25日目 ー
葉っぱの向きが上向きになっている!
(気温26.5℃、湿度90%)

ー 32日目 ー
高さが35cm!初日に比べて伸びた!
(気温26.9℃、湿度84%)

カカオ新芽の復活
ー 36日目 ー
成長株の先がボサボサしてきた!
(気温27.3℃、湿度68%)

ー 39日目 ー
完全に成長株の先から小さな葉っぱが出てきた!新芽だ!
(気温26.3℃、湿度73%)

ー 46日目 ー
9月5日に入りました。新芽が大きくなってきました!
(気温25.4℃、湿度77%)

ー 59日目 ー
新芽が深い緑色になり、だんだん葉が硬くなり、立ち上がってきました!
(気温25.4℃、湿度75%)

59日目時点(9/18)で季節は秋スタートで、これから涼しくなってきますが、なんとか冬を越せるようにしたいと思います!
カカオ育成チャレンジがまだまだ続きます!
カカオについての知識はカカオのビックリ知識① カカオという植物の生態 からどうぞ!

コメント