みなさま、『リボベジ』という言葉を聞いたことはございますでしょうか?
リボベジとは、『リボーンベジタブル』の略で、
普段は捨ててしまうような野菜の切れ端を使って再生させる栽培する方法です!
食品ロス問題の解決に貢献できるとってもエコな栽培方法」として近年注目されています。
今回、私は、ニンジンのヘタをリボーンさせてみましたので、みなさんも実践できるように紹介しようと思います。
リボベジ ニンジン 準備
準備するもの
・ダイソー豆苗プランター
・にんじんのヘタ
・水道水
セッティング方法
1.にんじんのヘタ部分を切断し、
2.切断したにんじんのヘタをダイソー豆苗プランターにセット。
3.にんじんのヘタの断面が浸るくらい水を豆苗プランターに入れて、
4.日当たりの良い場所へ「3.」を置き、セッティング完了。
セッティング完成図
生長中の作業
1.水は1日1回毎日入れ替えて衛生状態を保持させました。
2.にんじんのヘタの周辺や裏側がヌルヌルしてきたので、ヘタにカビが生えないように手で撫でながらヌメりを取り除きました。
リボベジ ニンジン 生長観察
冬の時期ですが、休日である土日祝日などで部屋に私がいるときは、
エアコンの設定26℃の環境にしておりました。
しかし、平日など基本的に私は仕事があり、外出しているのでエアコン無しだったので、
部屋の温度は約10℃くらいでした。
そのような環境でもにんじんはリボーン(復活)できるのかを観察しました!!
1月17日(0日目)
観察スタート!ワクワクすっぞ!!
1月22日(5日目)
あっ!芽が出た!テンション上がる!!
1月28日(11日目)
芽が生長して、葉が出てきました!どこまで大きくなるのか観察を続けます!
2月4日(18日目)
何だかマンガに出てくる無人島のように見えますね(笑)
「にんじんアイランド」と名付けました!(笑)
葉がパセリみたいで、このまま料理に乗せたらオシャレかも!
2月13日(27日目)
「にんじんアイランド」の葉と茎がぐんぐん伸びてきました!!
このときヘタ周りと断面にヌメリがあったので、手で取り除きました。
2月26日(40日目)
ぐんぐんぐんぐんぐんぐんぐんぐん!!
「にんじんアイランド」の茎の生長が著しいですね!!
3月20日(62日目)
写真から飛び出そうなくらい大きくなりました!
右のにんじんヘタの葉の色が赤くなってきました。
4月2日(75日目)
にんじんの茎と葉の生長が止まってきたように感じ、
にんじんのヘタは元の大きさに生長しようとする様子は無いと思ったので、75日目で観察を終了いたしました。
今回育てたリボベジにんじんは、16.5cmも生長してくれました!!
リボベジ ニンジンの葉 収穫と実食
ハサミで茎を切って、たくさんのニンジンの葉と茎を収穫できました!!
ニンジンの葉と茎の匂いを確認すると、
ニンジンの匂いは特にしませんでしたが、ほんのり菜の花っぽい香りがするのを感じました。
葉は、一つひとつ小さくてかわいいですね。
葉の形は、まるで手のひらをパッと開いたような形だなと思いました。
下の写真では確認できないくらい、茎には、細かい毛が生えていることも観察できました。
収穫後は、お料理してありがたく食べました!!
ごま油とコショウを少々フライパンに入れて、ジュワッと炒めた簡単お料理!!
その名も・・・
「にんじん葉のごま油胡椒炒め」!!!
(そのまんまやないかい!!!ツッコミ、びしっ!!!)
茎の風味は、鼻に抜けるフラワーな香りが楽しめ、
葉は、どこかさつまいものような風味がしてと~っても美味です!!
茎と葉を一緒に食べると、苦味とスパイシーな風味も楽しめます!
おやつやお酒のおつまみにGOODなお料理です!!(フンッ!得意げな鼻息)
エコな野菜生活と宇宙生活
みなさん、リボベジにんじんはいかがでしたでしょうか!?
にんじんの根部分ではなく、葉や茎部分がリボーンするとは驚きでした!!!
しかも短時間の準備で済み、生長スピードが速く、室内で観察できるので、お子様の食育にもピッタリだと思います。
ついつい捨ててしまう野菜の切れ端をもう一度「復活」させる面白さ!
フードロス削減にも貢献できる幸せも感じることができました。
宇宙での食生活開発を目指す私は、「リボベジ」は、
フードロス削減のためだけではなく、観葉植物のように宇宙船に飾れば、
その空間を和ませ、温かみを生む良いリラックス効果にも役立つのではと考えます。
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