みなさん、好きなチョコレートはあっても、
感動したチョコレートに出会ったことありますか?
私はあります!
今回は、私が「感動」したチョコレートの一つを紹介しようと思います!
それは、株式会社明治さんの「ザ・チョコレート」です!!!
明治 ザ・チョコレートとは?
明治サステナブルカカオ豆使用のチョコレート
各国の生産農家と一緒に持続可能なカカオ栽培に取り組んでいる明治さんが、
明治サステナブルカカオ豆と呼ばれる農家支援を実施した地域で生産されたカカオ豆を使って、作ったチョコレートです。
★チョコっと豆知識★
作り手が、カカオ豆から仕入れてチョコレートまで作ることを「Bean to Bar」と呼びます。
各産地のカカオの味が楽しめるチョコレート
ベネズエラやペルーなどの単一産地(国)カカオ豆のみを使ってチョコレートを作っているので、
カカオ本来の香味や個性を届けられるのが特長です。
★チョコっと豆知識★
単一産地(国)カカオ豆のみを使ったチョコレートは、「シングルビーン」と呼ばれます。
各産地のカカオ豆の個性に合わせた発酵とロースト
チョコレートのおいしさの決め手は、発酵とローストと言われており、明治さんでは、各産地ごとの特長を引き出すべく、
発酵工程では、発酵期間や温度・攪拌回数、ローストでも煎り温度・時間など様々な条件を検討しているとのことです。
様々な工夫で、産地ごとのカカオ本来の香味を引き出しているとのことです!
★チョコっと豆知識★
- 発酵
チョコレート特有の香味成分の元を作る工程。
この時点ではまだチョコレート特有の香りは発生しません。
カカオ豆を包むパルプと呼ばれる果肉には、微生物の繁殖に必要な水分と糖分が豊富なので、
カカオポッドからパルプを出した直後から空気中の酵母や乳酸菌、酢酸菌が繁殖しやすくなっています。 - ロースト
発酵工程で作った香気成分の元に熱を加えることで、チョコレート特有の香りが発生します。
高温深煎りローストや低温浅煎りローストなど、使うカカオ豆の特徴を知った上で、
そのおいしさを引き出すロースト方法が行われる傾向にあります。
しかし!このこだわりも「すごい」と思いましたが、「感動」したところは実は別なところにあります!
1枚のモールドから4種類の風味が楽しめる感動!!
そう、「感動」を生ませたのは、1枚のモールドにある4種類の「カタチ」。
この「カタチの違い」のみで風味が異なるという物理科学の不思議に感動しました!!
-
- 2本の連なった細長方形バー
チョコレートの味をダイレクトに感じやすいカタチだなと思いました。
不思議とヒンヤリ冷涼感もありました!
味を思う存分、舌で感じ取りたいと思う方におすすめです!! - ふっくらした正方形の一口サイズ
チョコレートの風味がこもっているような風味ですが、このおかげでカカオ70%特有の苦みがほんわか軽減されるので、食べやすい!
風味を楽しみたいけど、苦みがニガテ…そんな方におすすすめのカタチです! - ギザギザした正方形の一口サイズ
口いっぱいにチョコレートの風味が花火のようにドカンと飛んでいき、口の中が香りで一瞬充満されます!
香りを長く感じたい方におすすめしたいカタチです。
- 2本の連なった細長方形バー
- 小さな正方形がたくさん並ぶ細長バー
カタチの中で最も緩やかにチョコレートの風味が伝わるのを感じました!
ゆっくりじっくりチョコレートを楽しみたい方におすすめしたいです!
さらに洗練されたカタチが発売されている!!
香り広がるギザギザの模様を一口サイズにして販売しているとのこと!
サイズにもさらなるこだわりがあり、
食べ終わりの香りの余韻を楽しめるベストな「タテヨコの比率」・「厚み」を科学的に導き出したとのこと!
これは、みなさん!すぐに実食ですね!!!
科学でおいしさを導きたい!
いわゆる職人肌と呼ばれるような感覚も大事だと思いますが、
私はぜひ、「おいしい理由を科学で説明できる食品を作りたい」と思います!!
(お客様の声)
「あ~これはおいしいね!どうしてこんなにおいしいのかしら?」
そんなふとした疑問が湧くとき、「おいしさの理由を説明する」ことができれば、
それを聞いた誰かがきっと、もっとおいしくしてくれる、「おいしさの進化の連鎖」を生むことができると思います。
改めて、お客様に自然に興味を持ってくれる食の開発を実現させたいと思いました!!
そんな風に思わせてくれたのが、「明治 ザ・チョコレート」でした!
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