宇宙食…それは未来に挑戦する人間のエネルギーの源…
というわけで、筑波宇宙センターのお土産屋さんで、宇宙食ゲットしました!!
私も宇宙食開発を進める上で、市場を研究しますぞ!!
TAKOYAKI
宇宙でTAKOYAKIが食べられる日が来るのでしょうか!?来るでしょう!
見た目は…スナック菓子ですね!一口サイズです。
それでは丸ごと一つほおばります!!(パクっ!)
たこ焼きの風味が強く、一つだけで満腹感があります!!
見た目が「キャベツ太郎」ですが、次世代のTAKOYAKIでした!!!
STRAWBERRY-いちごアイス-
トレーの中に淡いピンクのプレート…
これは、アイスなのか…??
一口丸ごとはいけなかったので、小さく割って食べました!
割ったときに破片が飛ぶかと思いましたが、2、3粒の粉のようなものが飛ぶくらいでした!
そのままパクっ!!!
これは…アイス…!?アイスの風味がちゃんとします!!そして味が濃いガツンとキました!!
いちご味というより、いちごアイス味のお菓子でした。
見た目はサクサクかと思いましたが、口の中でホロホロ崩れていく感覚が不思議でした。
PUDDING
プリン…?いやPUDDINGだ!!
一口サイズの四角形となっていました。
「甘さひかえめ・とろけるようななめらかさ」いざっ実食!!!
甘さひかえめというより、カラメルっぽい風味でした!
食感はサクサクとしておりましたが、一口で食べずに少しずつ噛むようにして食べるとやはり欠片がポロポロこぼれる感じでした。
とろけるようななめらかさは、口に入れた瞬間に溶けてPUDDINGの中の空気が解き放たれ、エアリーな感じでした!
CHEESECAKE
コクのあるチーズとさわやかレモンのハーモニー!!!
PUDDINGと同じようなサクサク食感とエアリーなくちどけで、風味は濃いチーズレモンケーキでした!!
CHOCOLATECAKE
いよいよお出ましです!チョコレート系の宇宙食!!
チョコレートケーキをぎゅっと押し込んで固めたような見た目です!
食感はサックサクのチョコレートケーキで、味は他の宇宙食と同じく味が濃いと感じました!
普通のチョコレートにはない味の感じ方でした!
※食品表示上では、「乾燥食品」です。
宇宙おにぎり
「宇宙日本食」としてJAXAから認定をされたおにぎりです!
お湯を袋の中に入れて、15分待つだけで、ホカホカのおにぎりが完成するという画期的な食品でした!
赤飯と鮭の2種類があり、何もない宇宙で食べるには飽きが来ないような工夫がされています!
(宇宙おにぎりのもっと詳しい情報はコチラ!!)
新感覚チョコレート開発へのヒント!!
今回、試食した宇宙食から、「今までにない新感覚のチョコレート」のヒントとして、
・一口サイズ
・味が濃い
・サクサク食感
・くちどけがエアリー
・飽きさせないようにする
・画期的さ
一口サイズ
おせんべいのように大きく固い食品を噛んだ時に、
おせんべいの細かい欠片が飛び散ってしまうと、ISSなどで微小重力環境だと欠片が機械の間に入ってしまって、
故障の原因になってしまう可能性を生んでしまいます。
味が濃い
宇宙に行くと人間の体液が頭の方向へ上がるため、「鼻が詰まったような感じ」になるそうです。
なので、「味が濃くないと」宇宙では薄味になってしまい、食品の風味を楽しむことができません。
サクサク食感/くちどけがエアリー
宇宙での生活では基本的に閉鎖的でストレスフルだと思ったので、
「食事」の場で宇宙での仕事のストレスを解消させるのは、「食感」かなと思い、
「サクサク」や「くちどけがエアリー」は大事だと思いました。
飽きさせないようにする
宇宙食はまだまだ種類が少ないので、訓練された人でないと同じ食品を何日も食べ続けるには、ガマンの限界が近くなる気がします!
少しでも食品のレパートリーを増やすために、私も宇宙食に参入できればと思います!!
画期的さ
最後の「画期的さ」は、今回紹介した「宇宙おにぎり」のようにお湯だけで時間をかけずに出来上がるところでしょうか!?
開発する食品とコンセプトによって変わってきそうですね!
微小重力下で食べる食品
現時点では、「微小重力下で食べる食品」を中心に宇宙食が考えられているなということを感じました!
月・火星で食べようと思ったら、重力が働く(地球よりも小さいけど)ので、どんな風に味付けしたらよいかなどを考慮しないといけないなと思いました。
宇宙食市場調査をこれからも続けていきます!
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