ちりめんじゃこって美味しいですよね!
ごはんにちりめんじゃこを振りかけて食べたり、ちりめんじゃこに大根おろしと醤油をかけて食べてたりするとおいしいですよね~!!
今回紹介するのは、宇宙食になっている「ちりめん山椒」です!
ちりめん山椒とは?
ちりめん山椒とは、ちりめんじゃこと山椒の実を炊き合わせたものです。
京都市の名物として知られております!
京都では魚を生で食する機会が少なく、塩や味噌、醤油などで佃煮にして保存させる風習があったそうです。
一方山椒の実は、山々に囲まれた盆地の京都では、多く採れ、京の食卓にはなじみの食材として親しまれていて、小魚のちりめんとじゃこと混ぜ合わせ、醤油や酒でに上げたのが「ちりめん山椒」の始まりと言われております。
ちりめんじゃこは、カタクチイワシを中心にウルメイワシやマイワシなどイワシ類の稚魚が使われます。塩を加えて釜でゆで、天日に干してしっかり乾燥させたものです。 見た目や形状も似ているしらすとの違いは、乾燥の度合いです。原料となる魚も同じで、釜で炊くのも同じです。釜でゆでただけのものを「釜上げしらす」と言い、釜茹での後、少し乾燥させたものが「しらす干し」と言います。
宇宙日本食 ちりめん山椒とは?
2020年3月13日に宝食品さんが開発した「ちりめん山椒」がJAXA宇宙日本食に認証されました!
瀬戸内産カルシウムたっぷりのちりめんじゃこと国産の実山椒を淡い色の醤油と砂糖・調味料で炊き上げた逸品です!
そのままで食べることができます!ピリッとしたからさと小魚の風味がクセになるという…!
ビンVer.とISS搭載パッケージVer.があります!
早速!実食コーナー!
みなさまお待ちかねの実食コーナーです!
私の感想を紹介します!!
ビン詰めVer.
・見た目
ちりめんじゃこが一つひとつパラパラしています。私が知っているちりめんじゃこの姿です。
・風味・食感
山椒のツンとした辛味がきいていてとても美味です!!
醤油のしょっぱさもあり、「まさに!これが日本の味!」だと感じることができます!
ISS搭載パッケージVer.よりも量が多いので、長く楽しめます!!
ISS搭載パッケージVer.
・見た目
パッケージの封を開けると、ちりめんじゃこが一塊となって出てきます。
触るとビンVer.よりもべたつく感覚もありました。
宇宙で食べることを考えたときに、浮いていても捕まえやすく、ISS内の機械の中に入り込みにくい物性になっているのかなと思いました。
・風味・食感
ちりめんじゃこがギュッとして一塊になっているので、パラパラしているビンVer.よりも山椒の味と醤油のしょっぱさが濃く感じて美味です!
また、大きなちりめんじゃこをかじって食べるので、おつまみを食べている感覚でとても楽しいです!!
ビンVer.よりも量は少ないですが、味を濃く感じるので満足感があり、且つパッケージは薄い形状でかさばらず重さも軽いので、防災食として持ち運びがしやすいと思います。
・認証食品マーク
宇宙日本食としてJAXAから認証された食品と同じ製法により製造されたものであれば、
個別包装、または製品が充填された容器そのものが宇宙ステーションに搭載するものと異なる場合でも使用できるマークです。
・搭載食品マーク
宇宙日本食としてJAXAから認証された食品であり、
且つ食品の製法及び個別包装、または製品が充填された容器そのものが、ISSに搭載されるものと同じである食品に使用することができるマークです。
宝食品株式会社について
1948年の創業で、海の幸、山の幸の食材を使った伝統の味の「佃煮・惣菜」、飯の素の製造と
香川県特産のオリーブ牛・オリーブ豚などを使ったカレーなどのレトルト食品の製造をしている小豆島生まれの企業です。
小豆島の名産・佃煮の販売処として1985年に創業したアンテナショップである「京宝亭」に「宇宙日本食 ちりめん山椒」が販売されています!
食べていて楽しいと思える食品
宇宙で食べることに適した食品を作ることは、健康的で且つどんな食事シーンでも楽しさを生み出せることに繋がると感じます。
地上でのキャンプや非常時にも安心をもたらしてくれるので、宇宙食のような食品が作れる方々をとても尊敬いたします。
私もいつか、そのような信頼のある食品を作ってみたいと思いました!
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